赤ちゃんは1日のほとんどを布団の上で過ごします。それだけに、ベビー布団を清潔に保つことは赤ちゃんの健康に直結する大切なことです。とはいえ、「どのくらいの頻度で洗えばいいの?」「自宅で洗えるの?」と迷っているパパ・ママも多いのではないでしょうか。
ベビー布団が汚れやすい理由
赤ちゃんは体温調節機能がまだ未発達なうえ、体が小さいにもかかわらず汗腺の数は大人とほぼ同じです。そのため汗腺の密度が高く、汗をかきやすい状態にあります。汗だけでなく、ミルクの吐き戻し、よだれ、おむつ漏れなど、ベビー布団が汚れる要素は多岐にわたります。
こうした汚れを放置すると雑菌やカビが繁殖しやすくなるだけでなく、ダニの繁殖にもつながります。ダニの死骸やフンはアレルギーの原因になることが知られており、肌がデリケートな赤ちゃんには特に注意が必要です。
洗濯の頻度の目安
カバーやシーツなどの直接肌に触れるものはできるだけこまめに洗濯しましょう。数日に1回が理想ですが、難しい場合は布団の上にバスタオルを敷いて毎日交換するだけでも清潔さを保ちやすくなります。
布団本体はワンシーズンに1回を目安に丸洗いするのが理想とされています。汚れたタイミング(吐き戻しやおむつ漏れなど)での都度洗いも大切です。放置すると汚れが落ちにくくなるため、気づいたときに早めに対応しましょう。
洗う前に洗濯表示を確認する
ベビー布団には自宅で洗えるものとそうでないものがあります。洗う前に必ず洗濯表示タグを確認してください。「洗濯機可」や「手洗い可」のマークがあれば自宅で洗えます。「水洗い不可」の表示がある場合はクリーニングに出しましょう。
また、素材によっても注意が必要です。ウレタン素材は水洗いすると内側まで乾かすのが難しいため自宅洗いには向きません。オーガニックコットンは洗濯自体は可能ですが、合成洗剤や漂白剤・柔軟剤の使用を避け、石けん系の洗剤を使うのが一般的です。
洗濯機で洗う場合の手順
- ファスナーをすべて閉じ、洗濯ネットに折りたたんで入れる
- 「毛布コース」や「手洗いコース」など、やさしい水流のコースを選ぶ
- 赤ちゃんの肌への影響が少ない洗剤(無添加・ベビー用など)を使用する
- 脱水後は日陰でM字干しにして、中まで完全に乾かす
M字干しとは物干し竿2本を使ってM字になるように干す方法で、風が通りやすく乾きが早くなります。濡れた状態で直射日光に当てると布団が傷む原因になるため、乾くまでは日陰干しが基本です。
日常のお手入れ:干すことも大切
洗濯と並んで大切なのが天日干しです。数日に1回、晴れた日の午前10時〜午後3時ごろを目安に干すことで湿気を飛ばせます。夕方以降は湿気が戻りやすいため、日が出ているうちに取り込むようにしましょう。
天日干しが難しい日は、布団乾燥機を活用するのもおすすめです。湿気を飛ばしながらダニ対策にも効果が期待できます。
「洗えない布団」や「汚れがひどい場合」はクリーニングへ
洗濯表示が「水洗い不可」の布団や、長期間洗っていない布団、自宅での洗濯が難しい場合はクリーニングを検討しましょう。赤ちゃんを抱えながら布団をクリーニング店に持ち込むのは大変ですが、宅配クリーニングであれば自宅から出さずに済むため、育児中でも利用しやすい方法です。