創業時から培った技術で、
大切な着物を美しく蘇らせます。
創業以来、長年にわたり培ってきた技術が「きもの京生洗い」です。絹の持つ特有の艶と風合いが命の着物は、クリーニングの中でももっとも繊細な技術を要します。黒川クリーニング社では、検品から洗いや仕上げまで熟練のプロが担当。伝統の技と最新の技術力で、お客様の大切なお着物をお手入れさせていただきます。
創業以来、長年にわたり培ってきた技術が「きもの京生洗い」です。絹の持つ特有の艶と風合いが命の着物は、クリーニングの中でももっとも繊細な技術を要します。黒川クリーニング社では、検品から洗いや仕上げまで熟練のプロが担当。伝統の技と最新の技術力で、お客様の大切なお着物をお手入れさせていただきます。
当社は昭和27年に高級和服の洗い張り専門店として創業。着物クリーニングおいては、70年を超える歴史と実績を誇っています。お預かり時には、襟や袖、裾など汚れやすい箇所を重点的にチェック。専用のドライ機で全体の汚れを落とし、シミや汚れが目立つ箇所は専用の溶剤を使うなど、最適な方法で着物本来の美しさを取り戻します。
静かに打っては返す水辺のなぎさのように、着物を一枚一枚ていねいに洗い上げるのが特徴。生地を傷めず、汚れをすっきり落とします。洗い上げた着物は縮みや形崩れを防ぐため、自然乾燥。さらに熟練の技術者が手仕上げでふっくらした風合いを蘇らせた後、最後は桐箱に入れて湿気を完全に取り除きます。幾つもの工程を細やかに積み重ねることで、ご満足いただける着物クリーニングを実践しています。
着物専用シミ抜きや撥水加工などの特殊加工など、お客さまの多彩なニーズにお応えしています。また、「長くしまっていて折りしわがついた着物にアイロンをかけてほしい」という場合など、仕上げのみのご利用も可能です。熟練の技術者が専用アイロンを使い、光沢や風合いを蘇らせます。着物に関するお困りごとがあれば、お気軽にご相談ください。
着物を長期間しまいっぱなしにしておくと、湿気から起こるシミや変色、カビ、虫食いなどが発生することがあります。これを防ぐための虫干しを代行するのが、「虫干しお手入れコース」です。お預かりして点検、風を通して虫干しした後、折りしわを取り、新しいたとう紙に入れてお渡しいたします。大切なお着物をベストな状態に保ち、いざ袖を通すときに慌てることのないように。定期的な虫干しコースのご利用をお勧めいたします。
●着物(正絹、ウール、ポリエステル)
●帯・襦袢・帯上げ・帯締め・襦袢・伊達締め、半襟、伊達襟
●袴・上下(かみしも) ●法衣 ●神主・巫女装束 ●時代衣装
店頭でお預かりした着物は、その場で全体の汚れやシミ、色抜け、変色などの状態を預かり票(カルテ)に記載し、それをもとに着物洗いのプロが厳しく再確認いたします。汚れの種類や色抜け、変色などを見極めたうえ、前処理やシミ抜き等で最適な対処技術を考えます。
まず、専用のドライ機できもの生地表層の汚れを洗い落とします。袖や袂、裾など汚れが目立つ部分は、洗剤で生地を傷めないよう、ていねいにブラッシング洗いします。汗をかきやすい脇などは時間が経って黄色く変色する場合があるので、蒸気で生地に残った汗を除去して黄ばみを防止します。
当社独特の伝統技術、なぎさ洗いで一枚一枚やさしく洗い上げます。静かに打っては返す水辺のなぎさのようにやさしい水流で着物に負担をかけず、汚れを落とします。
きれいに洗い上がった着物は、本来の風合いがよみがえるよう最適な室温管理のもと、自然乾燥いたします。丸一日かけてゆっくりと着物の息吹を取り戻していきます。
洗いで完全におとせないシミは、その種類によって油性処理・水性処理・漂白などを行い、生地を傷めないようていねいに落としていきます。
専用台で広げられた着物は、アイロンスチームでゆっくりといたわるようにしわを伸ばしていきます。この工程が着物の美しさや光沢をよみがえらせます。
生まれ変わった着物は、ていねいに畳み、いったん桐箱に入れて、着物が含んだ湿気を取り除きます。出荷前に再度検品の後、たとう紙に心を込めて包装いたします。乾燥剤を入れていますので、そのままタンスに保管できます。
※撥水加工など、お客様のご要望に応じたお手入れに対応します。 お気軽にご相談ください。