
「シーツは洗っているから大丈夫」と思っていませんか?
実はシーツや布団カバーをこまめに洗っていても、布団本体への汚れの蓄積は防ぎきれません。汗や皮脂はカバー越しに少しずつ浸透していき、1年も洗わずにいると内部にかなりの汚れが溜まった状態になります。
では、どのくらいの頻度で洗えばいいのでしょうか。
一般的な目安は年に1〜2回。素材によって多少異なりますが、掛け布団・敷布団ともにこのくらいのペースが理想とされています。特に季節の変わり目は布団を入れ替えるタイミングとも重なるため、「しまう前に洗う」を習慣にすると取り組みやすくなります。
洗わないとどうなる?

最も気になるのはダニです。布団の内部は温度・湿度・エサ(皮脂やフケ)の条件が揃いやすく、ダニにとって快適な環境になりがちです。ダニの死骸やフンはアレルギーの原因になることが知られており、くしゃみや肌荒れが気になる場合、布団の汚れが影響していることもあります。
特に、肌がデリケートな赤ちゃんや小さなお子さんは影響を受けやすいといわれています。「最近よくくしゃみをする」「夜中に鼻がつまって起きてしまう」といった症状が続く場合、寝具の汚れが原因のひとつになっているかもしれません。子どもが毎日顔を埋める布団だからこそ、清潔に保つことが大切です。
また、長年洗っていない布団は黄ばみや臭いが出てくることも。カバーを替えても臭いが気になるときは、布団本体が原因かもしれません。
干すだけでは不十分?

天日干しはダニ対策に有効なイメージがありますが、実はダニは日光だけでは完全に死滅しません。また、布団の表面を叩くのもNGとされています。叩くことでダニの死骸やフンが舞い上がり、吸い込んでしまうリスクがあるためです。
定期的に洗濯することが、やはり一番確実な方法です。
年に1〜2回、季節の変わり目に布団を洗う習慣をつけるだけで、寝室の衛生状態はぐっと変わります。